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2006年3月29日 (水)

商社とプロセスの妥当性確認

商社とISO9001:2000の要求事項7.5.2
製品及びサービス提供に関するプロセスの妥当性確認について、

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■妥当性確認とは要求事項への適合を確認することです。
「妥当性確認とは客観的証拠を提示することによって、特定の意図された用途または適用に関する要求事項が満たされていることを確認する」ことをいいます。
■プロセスの妥当性確認の実施
*製造及びサービス提供のプロセスで妥当性確認を行なう必要のあるプロセスは、そのアウトプットが、それ以降の監視・測定で検証することが不可能なプロセスが該当します。
*また、製品が使用され、サービスが提供されないと不具合が分からないプロセスも含まれます。

■妥当性確認を必要とするプロセス
事後の品質確認では遅い食品(例:ふぐの調理)、医療(例:手術が終わったら死亡した)、製造(例:溶接、表面処理)、教育(例:学校の授業)などがあります。サービス産業では該当するプロセスが多い。

■商社が妥当性確認を必要とするプロセス事例
メ-カーの標準部品については、製品は監視または測定で検証可能であるためプロセスの妥当性確認は必要はない思われます。顧客の仕様書に基づいて、製品を仕入れる時には、溶接、熱処理、塗装、コンクリート打設、鍍金工程は、妥当性の確認が必要なプロセスです。

ISO9001:2000構築にあたっては、当社には関係がないと除外してしまいがちである。しかし、商社においても、今後新しい商品について取り組まれようとしているのであれば、経営活動の中にこの要求事項により顧客要求事項との関連で管理の方法を確立することをご検討されることがより重要です。提供企業のプロセスを検証することを積極的に取り込んで運営していくことが自社のリスク回避であり、顧客満足獲得に効果的でありますので、7..5.2の規格は面倒な要求事項だと考え除外されないのが適切です。ISO9001:2000の要求事項7.5.2の意義を見直して、商社が協力企業を点検すべき事項・機能をより一層充実・強化することが重要です。コンサルティングのできる人材育成が教育テーマであり、技術に強い専門商社への近道ではないでしょうか。ここに教育ニーズのヒントが含まれています。

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