« 鳩山首相「25%削減」を表明 | トップページ | 石田梅岩の学問と思想に学ぶ »

2009年9月24日 (木)

製造業の「見える化」事例

S20090924_2S20090924_1S20090924_3   24日の技術向上研究会9月例会は村田哲也さんの発表でした。■テーマは遠藤 功著『見える化』の中から製造業の「見える化」事例でした。
■次の10の事例のご報告でした。
1)住宅機器メーカーA社の「不良在庫の見える化」(p.81)
2)機械メーカーC社の「目で見る管理」による現場力強化(p.90)
3)中堅精密機器メーカーD社の「カムアップ管理」(P.98)
4)トヨタにおける「原価の見える化」(p.106)
5)トヨタの「星取表」による「スキルの見える化」(p.108)
6)中堅重機メーカーG社の5S運動(p.118)
7)大手部品メーカーH社の「技術の見える化」(p.127)
8)シマノの「キャラバン隊」による「市場の見える化」(p.131)
9)松下電工のベテランの「ノウハウの見える化」(p.153)
10)大手設備機器メーカーL社の「失注理由の見える化」(p.161)
■2)進捗データはエクセルを印刷したものを掲示するのではなく、模造紙に手書きしたものを。6)の5S運動が続かない原因の多くは、中小企業では社長がその気になっていないこと。それでは、コンサルタントは、5Sができているかの話題になった。紺屋白袴でお互いに苦労している。■営業と製造部の間のコミュニケーションが悪い事例が多いという話題となった。営業が顧客の事情を製造部へよく説明してから、売上げが前年比20%向上した事例が紹介された。■「見える化」は「マイナス情報をひと目でわかるようにして、管理・改革を迅速・効果的に実施すること」。マイナス情報とは、異常・問題点のことで、そのまま放置するとさまざまな損害・損失のもとに好ましくない現象です。ヒヤリ・ハット、品質不良、設備故障、納期遅れ、不満・クレーム、ムダ・ムラ・ムリなどです。(正木英昭著「会社のすべてを『見える化』する実務」より)
■コマツの見える化は世界一ではないか。■東京にいながら、1万km離れたニューヨークで稼動する自社製品の状況を知ることができる。建設機械の内部に組み込んだセンサーで車両のあらゆるデータ(稼動状況、位置、稼動時間、燃料残量、エンジン負荷、故障情報、---)を収集し、自動的に送信する「KOMTRAX(コムトラックス)」です。■コマツはこのシステムの導入で、部品交換や修理、盗難への対応といった顧客サービスを大幅に向上させている。■コムトラックスを使えば、レンタルした建機の稼動実績からオーナーの支払い能力の変化をつぶさにチェックできる。さらに、遠隔操作によるエンジンロックの機能を使って、支払いが滞っているオーナーの建機を止めてしまうことも可能である。■このコムトラックスは世界で6万5000台に搭載され、コマツの建機の10%に達している。■日経ビジネス2007.6.4号は『製造業の進化形、コマツが究める「理と利」経営、世界を深耕』を特集しています■コマツのホームページです。

|

« 鳩山首相「25%削減」を表明 | トップページ | 石田梅岩の学問と思想に学ぶ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。