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2010年8月11日 (水)

日本の財政の持続可能性がさらに遠のく

20100811_size0 明日台風4号が近づくので、夕方墓参りに奈良へ行った。■今日気になったニュースは「国の借金900兆円突破 国債大量発行が影響」。■国債と借入金、政府短期証券を合わせた国の債務残高(借金)が6月末時点で904兆772億円になった。■2009年度の名目国内総生産(GDP)476兆円の約1・9倍。■7月1日時点の人口推計(約1億2742万人)で割ると、1人当たりの借金は約710万円に上る。■11年度末に1000兆円台に。■バブル崩壊以降、借金を増やしながら200兆円以上を使って、ありとあらゆる景気対策を講じた結果である。■「失われた20年」の日本経済が借金を増やした。■1990年代初頭、日本経済は失速した。実質GDPは、80年代後半に年率5%弱で成長したが、91年から97年は年平均1.3%成長に低下。■97年から2002年にかけて0.2%に急落。■「戦後最長の景気回復」期の02年から07年に11.1%成長したが、08年9月のリーマン・ショックをはさむ08年初から09年初に8.6%減少。それ以前の5年間の経済成長分がほぼ失われた。■09年度の税収は36.9兆円しか入らないのに、政府は10年度に92兆円の予算を組んだ。■年収369万円の人が1年間に920万を使ってしまい、借金が1億円近くになっている。■11年3月末の国の債務残高は973兆円。毎年10兆円返済しても完済におよそ100年か「かる計算です。36.9兆円しか収入がない国が、毎年10兆円も返すのは難しい。■政府は「子ども手当ての満額支給」、「農業戸別所得補償」、「高速道路無料化」など増額する一方で、各省庁の歳出を一律10%削減し、その中から新成長戦略関連支出の財源を捻出しようとしている。■財源不足の問題から逃げられない。日本経済は破綻への道をさらに進むことになってしまう。日本経済の「ゆでカエル現象」、危機感が全くないのが不思議である。■これからは企業も個人も、国の力をあてにしない生き方が必要である。

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