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2010年9月 5日 (日)

イタリアのようなワクワク、ドキドキの関西を

5日午後は「摂南大学経済学部開設記念シンポジウム『新しい経済成長と関西経済』」を聴講した。■摂南大学経済学部が今年4月に開設された。■苦境に立つ世界と日本と関西の経済に新しい道を切り拓くアイデアを共に考えようという趣旨だった。■基調講演はテレビなど活躍されている森永卓郎氏、演題「経済効果の変化~日本経済の長期展望~」■森永卓郎さんの講演は、難しい経済の話をわかりやすく落語家のように登場人物の声色も交え、人を惹き付ける話をされた。
■森永氏によると、日本とイタリアは、市場の企業構成、南北に伸びる縦長の国土、首相が頻繁に交代する点などでよく似た共通項がある一方で、日本人とイタリア人の気質に関してはまったく違うものだという。■イタリアの経済も日本と同じく良くない。「イタリア」という言葉から我々が連想するのは,陽気な人たちと明るい日差し。■「経営トップの挨拶が代表的だ。“わが社を取り巻く経営環境は一層厳しさを増し……全社一丸となって……頑張ろう”と社員に語る日本の経営者がいるが、ダメな時にダメな話では明るくならない。雰囲気を暗くさせている。イタリア人の経営者の挨拶は“アモーレ・カンターレ・マンジャーレ!(愛して、歌って、食べて)”。日本の経営者もこのイタリアの明るさへ転じる切り替え法を見習うべきだ」(森永氏)
■イタリアから学ぶことは何か。1人当たりの名目国内総生産(GDP)において、日本はイタリアより下に順位を落としてしまったからである。森永氏は「労働時間が短いイタリア人に負けている現状を認識すべき」と訴える。■「イタリアンデザイン、イタリアの一流ブランドは零細企業がもつ。製品開発にはアートが必要。商品は芸術と技術が融合したときに成功する。くそ真面目では良い商品は産まれない。イタリアのようなワクワク、ドキドキするイメージは関西にある。ラテンの明るさで行こう」と森永氏は関西人を意識して強調された。
■パネルディスカッションは森永さん、大商会頭・京阪電気鉄道代表取締役CEOの佐藤茂雄さん、摂南大学経済学部長・八木教授、経済学部・蛭川教授による「新しい経済成長と関西経済」でした■京田辺市で39.9℃の猛暑。歩数9779歩。

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