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2011年7月 8日 (金)

「原発」コストの開示と電力市場の改革を

8日近畿地方は梅雨明け宣言が出た。■昨夜のテレビ朝日の情報ステーションは「特集:検証・原発は本当に安いのか」でした。■発電コストについては、2004年に政府が公表した試算値が1つの根拠になっています。発電量当たり、液化天然ガスが5.7円/kWh、石炭火力が6.2円/kWh、石油火力が10.7円/kWh、一般水力が11.9円/kWh。これに対して原発は5.3円/kWhと一番安い。しかし、国の原発コストの試算には、原発を受け入れる自治体がその見返りとして国から受け取る交付金(立地対策)と研究開発費は、反映されていません。■立命館大学国際関係学部教授・大島堅一氏によると、財政支出を加えた総合の発電コスト(1970~2007年平均)は一般水力が3.98円/kWh、火力が9.9円/kWhで原子力は10.68円/kWh。揚水発電とのセットで考える「原子力+揚水」は12.23円/kWhになります。■福島第一原発の事故で、10兆円規模に上るといわれる賠償費用を計算に組み込むと、さらに高くなる。■使用済み燃料の後処理や立地交付金も含め、原発のコストについて政府が客観的なデータを開示し、電源を選ぶ判断材料にして欲しい。■原発をすべて火力で代替すると、燃料費は年3.5兆円増え、電気料金は18~36%上がるという、電気料金の上昇をどう抑えるか、競争を促し、創意工夫でコストが下がるよう電力市場の改革が求められる。
■関連WEB:原発の発電コストを検証:原発は本当に安いのか
■関連WEB:"原子力のお値段"に隠されたカラクリ

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