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2011年11月 4日 (金)

絶対に緩まない「ゆるみ止めネジ」

S20111104 工業経営研究学会の工場見学会は東大阪市のハードロック工業株式会社さんでした。■緩まないナットというオンリーワンの技術で、中小企業ながら世界を席巻しているハードロック工業株式会社の代表取締役社長で「東大阪のエジソン」の異名をとる若林 克彦氏。
■いまや「ハードロックナット」は、2011年3月デビューの東北新幹線の新型車両「はやぶさ」など国内の各新幹線、英国・台湾・中国・ドイツなど世界の高速鉄道、NASAのスペースシャトル、発射台明石海峡大橋やレインボーブリッジ、東京スカイツリー、羽田S20111104_13空港、お台場のフジテレビ本社、六本木ヒ ルズなど、「安全」が求められるさまざまな分野でに使われ、世界中から信頼を寄せられている「ハードロックナット」の開発の経緯や商品開発の秘訣についてお話していただきました。■“ナニワの発明王”の異名をとる若林流、もうかるアイデアの生み出し方とは何か?■「世の中の商品は全て未完成(60~70%)」という視点で見て、どうすればもっと便利になるかを常に考える。そうすると、だんだん欠点が見えてきて、その欠点を直せば、それが改善アイデアとなる。S20111104_34_2 ■日頃から、全てのものに好奇心を持ち、見て、触れて、感じることが重要です。「無」 とは無いのではなく、そこにあるアイデアを生み出していく。そのためには、日頃感じたいろんな要素を備蓄しておかないとだめ。■単純な「ネジ」でも、突き詰めれば差別化ができ、価格競争の泥沼を脱して、中国など新興国からの攻勢にも打ち勝つことができるのです。■若林社長は顧客満足の考えを「たらいの水の原理」で説明された。たらいの水を自分の方にかき寄せようとすると、縁に沿って逃げていき、反対に向こうに回してやれば、自分の方に返ってくる。儲けようという発想が先に出るのではなく、お客様の満足度を高めようとする努力が良い結果を生むということを経験から学ばれた。
■関連WEB:ハードロックナット開発販売の経緯
■関連WEB:ハードロック工業株式会社 - 企業の取組み
■関連WEB:加振試験
■関連WEB:若林社長の「鉄道コレクション」

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