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2015年2月15日 (日)

2014年に世界で新たに建設された風力発電の発電能力(NO3448)

11月にパリで開く第21回国連気候変動枠組み条約国会議(COP21)へ向け、温暖化ガス削減目標のあり方などを話し合う準備作業が本格化します。
▼国連気候変動枠組み条約事務局は2月13日、先進国に温暖化ガス排出削減義務を課した京都議定書の第一約束期間の目標が達成されたと発表した。▼日本や欧州連合(EU)など37の先進国・地域が参加した議定書第一約束期間は、温暖化ガスの排出を2008~12年に平均で1990年比5%減らすことを定めた。▼事務局によると、減少幅は22.6%と目標を大きく上回った。▼6%の削減義務を負った日本は8.4%減だった。▼実際の排出量は1.4%増えたものの、森林による吸収量や排出量取引なども踏まえ達成した。
■2014年に世界で新たに建設された風力発電の発電能力は約5148万キロワットで過去最大だったと、業界団体でつくる「世界風力エネルギー協会」(本部ブリュッセル)が14日ま2015020420090929でに発表した。▼14年末時点の世界の総発電能力は計約3億6955万キロワットとなり、中国が約3割を占めた。▼年間新設量が5千万キロワットを超えたのは初めて。100万キロワット級の原発約50基分に相当する。▼前年割れした13年の新設量に比べ、44%増と大きく伸びた。▼同協会は「市場は回復した。コストが低く安定している風力発電は競争力が高まり、化石燃料の大幅な価格変動リスクを回避する魅力的な選択肢になっている」と分析している。▼総発電能力の上位5カ国は中国(約1億1476万キロワット)、米国(約6588万キロワット)、ドイツ(約3917万キロワット)、スペイン(約2299万キロワット)、インド(約2247万キロワット)で、これらの国で世界の約7割を占める。▼日本は約279万キロワットだった。日本の新設量は約13万キロワット。▼ただし業界団体の日本風力発電協会(東京)によると、既に600万キロワット以上の計画があり「今後伸びる見通し」という。
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■日立造船は6日、新潟県村上市の沖合で国内最大級の洋上風力発電所を建設すると正式に発表した。計画には三菱商事や日立製作所など10社が参加する。大型風車を44基設置し、年間発電量は一般家庭の約18万世帯分をまかなえる6億7千万キロワット時。総事業費は約1400億円を見込む。▼15年度にも現地調査し、早ければ24年度にも運転を始める。
■豊田通商と東京電力が出資するユーラスは2020年代前半までに、国内の発電規模を原発約1基分にあたる130万キロワット以上に倍増させる。

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