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2016年3月31日 (木)

鴻海傘下でシャープは再生できるか (No.3871)

台湾の鴻海精密工業は30日の取締役会議でシャープ買収を決議した。シャープの債務問題を受け、出資額が3888億円と当初予定より約1000億円減額。▼シャープにとって条件は厳しくなる。▼液晶パネルへの巨額投資の失敗で経営危機に陥ったシャープは長く成長投資が滞っていた。▼鴻海の支援を受けることでパネル事業に再び傾注する体制が整い、世界市場で勝ち残りを目指す(日経)。
■日経の社説は「鴻海傘下でシャープは再生できるか 」
技術面では液晶に代わる次世代ディスプレーの有機ELがカギを握る。この分野は韓国勢がリードしているが、シャープと鴻海は巨額を投じて巻き返す考えで、今後の展開に注目したい。▼やや気になるのは、日本の外資アレルギーに配慮したのか、鴻海案が少々甘くないかという点だ。▼シャープによると、鴻海は「シャープの各事業の一体運営」などを約束したという。▼だが、痛みを伴う構造改革は不可避だろう。▼企業再生においても「良薬口に苦し」が基本である。
■シャープ崩壊 ―名門企業を壊したのは誰か
鴻海には様々な局面で翻弄され、シャープにとって鴻海が真の救世主となり得るのか予断を許さない。民間のファンドや金融機関の力も借りながら、まずは自ら再編の可能性を探る。それが経営者の責任だったのではないか。20160331

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