工場設備にセンサーを後付けで,褒めることができる(№.4166)
(№.4159)2013年4月にISO9001を取得した企業を訪ねた。
▼取引先の大手企業から「時間帯ごとの生産個数や、設備の停止時間と理由を把握し、より効率的な生産を目指す改善」を促された。▼なかなかうまくいかない。「決められた時間に生産個数を見られない」「個数や停止時間を書いている暇がない」「自動で集計できない」。▼取引先の大手企業がプレス機にセンサーをとりつけてくれた。
▼今後はさらにレベルをあげて、設備の可動率(正常に稼働している時間の割合)を正確に把握する。▼各生産設備につけられた無線の子機から、稼働時間の情報が親機に届く。これがクラウドに送られ、工場全体の設備の状況をスマートフォンなどで見ることができるようにする。
▼ものづくりでは常に生産性向上の努力が欠かせない。そのためには不良0を目指す。
▼不良が発生したときの状態、4M情報を把握し、原因追求を徹底的に行うことが重要となる。▼機械に取り付けたセンサーから、機械の加工状態をつかむ。異常がどのように発生しているかデータで分析する▼ちよこ停の発生データを正確に把握(記録)でき、不良原因を分析する。▼中小企業でも、今ある工場設備にセンサーを簡単に後付けで、詳細がわかるので、作業者を褒めることができるようになる。▼データ分析が生産性向上の決め手となる。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント