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2018年8月17日 (金)

 「鉢巻きおじさん、グッジョブ!」(№4747)

 「鉢巻きおじさん、グッジョブ!」とインターネット上で絶賛の声。グッジョブは英語の「グッド・ジョブ」で、直訳すれば「良い仕事」。最近は「よくやった」「いい出来だ」と相手をほめるときに使われる▼年長者に「グッジョブ」は失礼に当たるので小欄で言い換えよう。「本当によく見つけてくださいました。ありがとうございます。お疲れさまでした。大分県日出町の尾畠春夫さん」▼山口県周防大島町で12日、2歳の藤本理稀(よしき)ちゃんの行方が分からなくなった。懸命の捜索が続いたが見つからない。報道で知り、捜索ボランティアに駆け付けたのが尾畠さんだった▼「よしきくーん」。15日朝、名前を呼びながら山道を登っていた尾畠さんの耳に届いた「ぼく、ここ」。沢に座り込んでいた理稀ちゃんだった。無事に助けられて本当に良かった▼尾畠さんは65歳で鮮魚店の仕事を引退してから78歳の今まで、登山道清掃などの奉仕活動を続けている。東日本大震災や熊本地震の被災地でも、がれきの撤去などを手伝ってきたそうだ▼今回は尾畠さんの大手柄が注目を集めたが、ボランティアは本来、目立たない地道な活動。被災地では今も何千、何万人の「尾畠さん」が復旧や被災者の生活支援に“ねじり鉢巻き”で頑張っている。理稀ちゃんの捜索にも多くの人が加わった。そうした人たち一人一人の見えない奉仕も“グッジョブ!”とたたえたい。
=2018/08/17付 西日本新聞朝刊=春秋より

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