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2019年4月25日 (木)

大企業イノベーション(№4995)

大商夕学講座 2019年度前期 第1回 
日時:4月25日(木)18.30~20.30
会場:大阪商工会議所 7階 国際会議ホール
演題:「の起こし方」
講師:馬場 渉(ばば わたる) 氏 
   パナソニック株式会社 執行役員・ビジネスイノベーション本部長
   パナソニック ノースアメリカ株式会社 副社長

   佐々木 紀彦(ささき のりひこ) 氏
   株式会社ニューズピックス 取締役CCO
   NewsPicks Studios CEO

■37事業部、従業員27万人、売上高8兆円。「イノベーションの量産」、「タテパナをヨコパナに」など独特のスローガンをかかげ、パナソニックのビジネス改革を主導している馬場渉ビジネスイノベーション本部本部長。2017年4月まで基幹系業務ソフトウエア世界最大手、独SAP本社や米シリコンバレー拠点の幹部を務め、米シリコンバレー流の開発手法にも精通する、馬場氏はSAPの顧客である大企業に、デザイン思考を導入する支援をしていた。その馬場氏から、「大企業イノベーションの起こし方」を伝授していただきました。馬場氏はSAPの顧客である大企業に、デザイン思考を導入する支援をしていた。
■なぜ、パナソニックを変えるための研究所が、大阪でも東京でもなく、アメリカのシリコンバレーにあるのか。馬場氏は、「ヨコパナの実現には、テクノロジーとカルチャー、ファイナンスという3つの要素がある。このなかで、カルチャーを変えるという意味で、シリコンバレーという場所は重要である」とする。経営コンサルタントである大前研一氏は、人間の性格を変えるには、会う人を変え、時間の使い方を変えて、住む場所を変える、という3つの変化が必要だとしている。パナソニックの変革には、3つのPを変える必要がある」つまり、ピープル、プロセス、プレイスの3つのPが、変化には必要であると言い換えることができる。■Panasonic βは、デザイン思考を推進する大企業によく見られる「出島」組織だ。パナソニックのシリコンバレーオフィスの一角に「スタジオ」を設け、パナソニックの社内カンパニー4社から、合計29人のエンジニアやソフトウエア開発者、デザイナーを選抜。そこでデザイン思考やリーンスタートアップに基づく新しい方法論を実践させている。彼ら彼女らが開発しているのは、新しい方法論の有効性を示す実例となる新規プロジェクト「HomeX」だ。
■デザイン思考では、製品やサービスの顧客に「共感」し、顧客の「痛み」などを理解することが、製品やサービスの開発プロセスの起点となる。実際の開発では、プロトタイプ(試作品)を使った顧客テストを重視。顧客によるテストと顧客からのフィードバックに基づくプロトタイプの改善を何度も繰り返すことで、より良い製品を実現する。

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